JENSEITS DER STILLE

映画を観た人物: K

ビヨンド・サイレンス
監督:脚本:カロリーヌ・リンク
出演:シルビー・テステュー/タティアーナ・トゥリープ
   ハウィー・シーゴ/エマニュエル・ラボリ/シビラ・キャノニカ
96年/独 113分
観賞映画館:銀座テアトル西友
http://www.theatres.co.jp/cinemabox/contents/special.html

前置き
音楽への情熱と,両親への愛に揺れながら
少女は輝く明日への扉を開いた

ろうの両親をもつ独りの少女が音楽に興味を持ち,才能を開花させていく.
両親との葛藤や心のつながり,少女とその家族の成長の物語り
・・・一言で表現するとそんな感じの映画です.

私としてはもうこれは観なくちゃならない映画でしょう,という感じでした.
なぜって,主人公の少女が吹く楽器というのがクラリネットなのです.
(有名な歌としては,「パパからもらったクラ〜リネット」です.
 しかし私はずうっとトランペットだと思っていました.高校ぐらいまで.)

なんでクラリネットが重要かというと,私は中学生の時に吹奏楽部という
超メジャーな部に入部し,3年間クラリネットを吹き続けるという
部活一筋の中学校生活を送ったからなのです.青春です.
そのときの後遺症として,顎関節症だったりもします.(威張ることじゃないけど)
クラリネットは吹奏楽の中で一番人数の多い楽器(のハズ)にもかかわらず
地味なイメージが定着しているのですが,これを読んだ方は教えてあげましょう.
あなたの知合いにひとりくらいはクラリネットを吹いていた人がいるはずです.
私が所属した中学の吹奏楽部は気合いの入った部活だった(?)ので
受験なんか関係なく中学3年生の2月ごろまでやってました.
クラリネットという楽器は一見地味ですが,オーケストラでいうところの
ヴァイオリンの部分を演奏する楽器なのでメロディーラインが多い楽器です.
人間の声に一番近い楽器といわれています.
息が全て音になる楽器だからですね,きっと.

去年の最後にも『ブラス!』という映画を観て
「嗚呼なんて音楽っていいんだろう!」と感動したばかりですが,
あの時はブラスバンドだったので金管楽器だけだったのですね.
クラリネットは木管楽器です.この辺は説明すると長くなるので省略します.

映画の感想・・・
閉ざされた氷の下からその氷の上を滑っている女性の姿を
カメラが捕らえる始めのシーンだけでぐっときてしまって,この映画の虜になりました.
・・・下手に語れないです.(だめ?)
もう,とにかく観て.
家族だからお互いに干渉しあって言いあいにもなるけれど
結局はみんな愛しているのね,って 気持ち良く感動できる映画.
演技も俳優も音楽も映像も良かったです.最高の誕生日プレゼントでした.
(この日が自分の誕生日だったんで・・・)
この映画,大好きです.ビデオでもお勧め.

1998.5.19

映画を観た人たちの紹介  

K・・・24歳になったばかりの吹奏楽部経験6年の女の子.(楽器:Clarinet)