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感想
K:「Gとは久々の一緒の映画ね。
今回は想い出深き(?)オスカー・ワイルドの人生を
映画を通して見つめ直してみましたっ。
中学3年の時に彼の書いた詩劇を元に創られた曲を演奏したから
少しは かじってるのよね、オスカー・ワイルドと挿し絵を描いた
あの絵描き。(ピアスレーだっけ?)
まだ中学生だった私にとって彼の描いた世界って暗すぎたというか深すぎて・・・
もちろんゾクゾクくる部分は少なからずあったことも事実だけど。
中学生が『サロメの7つの踊り』を理解しようなんて無理、ってあの時言われたけど
今ならわかる気がするわ。ねぇ?」
G:「少しならね。でもなんだかいつもこういう映画って寂しいわ。」
K:「100年も前の話なのにとっても刺激的。なんてったって
イギリス初の男色裁判よ。それにしても問題になったポジー役の俳優、
美形すぎて冷たかった。 というか役柄も悪魔だね、ありゃ。」
G:「すごかったわよねぇ〜。ワイルドはどうして一緒にいたのかしら?
彼にかまっていなくちゃならないから仕事はできない、問題は起こす、金遣いは荒い・・・
でも別れない。ちょっとマゾ的な趣味よね。
それ以上に彼に魅力があったってこと?」
K:「悪の部分に魅かれるのよきっと。
あとは自分があんなに奔放に生きられないから
羨望とかいろいろな感情があるんじゃない?
若い者に対してはいつもそうだわ。Gだって彼にわがまま言うでしょう?」
G:「いくら私だって あんなわがまま言わないわよ〜!」
K:「わたし個人的に彼の2番目の恋人の顔が一番好みだった。ってそんなのは
どうでもいいんだけど。あ そうそう。
殺してやりたいくらい嫌な彼の父親を演じていたのはなんと、
あのトム・ウィルキンソンだった。
彼、『司祭』で主人公の唯一の理解者だった神父さんよ。気が付いた?
神父のくせに同居している女性と関係持ってたけど。
一緒に観たよね、あの映画。
『フル・モンティ』とかにも出てたのよ。
いろんな映画に顔出してるのね、イギリスの俳優って。
・・・でもパンフレットには彼について書かれた記事がなかった。
私的に不満だった。実は主演の俳優より有名だから?」
G:「疑問だったんだけどさ、どうして「ボジー」っていうの?本名と全然違うじゃない。」
K:「どうやら「ぼっちゃん」っていう愛称みたい。「坊や」とかね。
ちょっと笑えるね。でも私も、英語わかんないからずっと謎だったよ。」
G:「ワイルド役の主役の彼、私はラスト近くの髪を切ったほうが好みだわ。」
K:「あ、そうなんだ。・・・(相変わらずおやじ趣味ね。)」
G:「最後さぁ、ワイルドが刑務所から出てきて 再び付きあって、
でも、3ヶ月後に別れたって文字がスクリーンに映ったとき
なんともいえず とっても悲しくなったわ」
K:「ところでさぁ、パンフレット見るとワイルド本人の写真の方がいい男だわ。
最後までワイルドを支え続けたロバートのことが忘れられない。本当に愛していたのね。
死んだあと、ワイルドのお墓に自分の灰を入れてもらったんだって。
死んでも一緒よって・・・」
G:「あら〜、なんだかロマンチックね。」
K:「それにしても『サロメ』の部分が少なくてがっかり。自分で本でも読もうかしら。」
G:「だからそれって映画には関係ないんだってばぁ。純愛なのよ。
この映画ではオスカー・ワイルドの愛の形を描いているのよ。
彼って奥さんも愛していたんでしょう?でもボジーのことも愛していた。
その辺がとっても矛盾していてそれもまた魅力よね。」
K:「そんないい男を探しましょ!お互いにね。」
オスカー・ワイルドの主な作品
「ドリアン・ゲレイの肖像」(長編小説)
「サロメ」(詩劇)
「ウィンダミア卿夫人の扇」(戯曲)
「幸福な王子」童話)
「まじめが肝心」(戯曲)
「獄中記」等
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