YAJAMAN

映画を観た人物: KとM

ヤジャマン 踊るマハラジャ2
監督・脚本・作詞:R.V.ウサヤクマール
音楽:イライヤラージャー
出演:ラジニカーント/ミーナ/牛
1993年インド映画/タミル語/2時間45分

 

映画館は大混雑

K:「はじめにいっとくけどサ,
  この映画館,地下鉄通ると微妙に揺れるから.覚悟しといてね
  
たしか『イレイザ−ヘッド』の3度目の映画館体験はここだったと思う
  それにしても・・・この映画館がこんなに混んでたのはじめてみたよ
  まったくもう,日本人は行列好きなんだから.ブツブツ・・・

どうして映画館がそんなに混んでいたかって?
それは月に一度あるといわれている「映画の日」だったからじゃないかな?
連休最終日だしね.ようするに.最高の映画日和だったのですね.

M:「そうだ,K
  『アルナ−チャラム』の前売り券買った時の
  ポストカ−ド,みたいでしょう? 
コレ・・・コレ

K:「こっこれはなんとマニアックな・・・」

M:「1枚どっちかあげるよ」

K:「そのかわりにアルナチャラム行くってことね」

しかし,Mのラジニに対する熱烈な愛を感じたK
そのポストカ−ドはもらわないことにした.
愛する人が持っていてこそ,である

座席はすべて埋まり,立ち見の人が増えてくる

トイレから戻ってきたMは嬉しそうにささやく

M:「さっきポスタ−買ってる人がいて
  そんなもん買うか?って思ってたんだけどサ,
  アレどうやら ポスタ−の裏がパンフレットの中身になってるみたいなんだよね」

Mと交代でトイレに立ったKはあまりの混みように唖然としていたが,
映画館のスタッフが隣りの映画館のトイレを開放してくれた.
ちなみにそっちの映画館のロビ−にはまったく人がいなかった.

そして映画終了後・・・

 

 

M「そんなのいやだぁ〜!!!」

K:「ひえ〜っ? 発狂してる〜!」

M:「納得いかないことが多いぞ!」

K:「それはラジニに関して?」

M:「まず,ラジニの髪の毛がやばかった」

K:「あ,なんとな〜く薄い部分を感じたね」

M:「この映画の2年後に作られた『ムトゥ』はズラか?」

K:「・・・」

M:「そして胸毛発見.まあいいか?・・・よくないな
  あと肌の色の濃さが気になった.あんなに濃かったっけ?

K:「たしかに.肌はかなり日焼けしてた.
  でももしかしたら映画のプリントのせいかも知れないし・・・」

M:「顔がふっくらしているんだけど 足が細いんだよね」

K:「私はスニ−カ−は履いてたかなぁ?とか気になってしまったよ.
  あとは前の人の座高が高くて字幕あんまり読めなかったからつかれちゃった.
  映画館狭すぎるね.
  だからと言って,立ち見で観る映画ではないと思うんだけど.
  今回一番笑ったのは『アンジャリ』の予告編だったかな
  『スタ−ウォ−ズ』や『ET』のめっちゃパクリ映像
(←チ−プな合成)が流れたときの
  みんなの反応が一番良かった気がしたよ」

M:「そして ミーナ若い! ピチピチ」

K:「なんでしょうね,あの目のでかさは.すごいよ,やっぱり」

M:「アイライン引き過ぎだけどね」

K:「後半から出てくるもう一人のおなごとどうしても比べてしまったよ」

M:「彼女とっても日本人ぽかったね」

K:「でもね,彼女がラジニを誘惑してるときの雨の中の踊りが
  すっごくよかった.
  私の中では今回の映画の中で一番魅せられたシ−ンだった
  文字どおり濡れ場なんだろうけど

  あ,CD買わないの?あとポスタ−」

M:「今回は買わない.
  
『ムトゥ』より腰の動きがなかったし,曲もあまりいいとは思わなかった」

K:「悪の手下共の首をコキッってやっちゃうラジニに対して
  (映画館の)みんなは何て残酷な!という驚愕のため息と声を発していたけど,
  何で自分の愛する妻を殺す最大のキッカケとなった悪人張本人を
  殺さなかったのか未だ疑問だね.
  だってあいつが一番悪いじゃん.
  身分の差を意識してるのかな.それはよくないんじゃん,ラジニって思ったね
  やっぱりおもしろさでは
『ムトゥ』にはかなわないのかな〜」

M:「次回,ラジニに逢えるのは
  7月上映の『アルナーチャラム 踊るスーパースター』だ!
  ぐふっ!」

K:「そのときはまた 誘ってね!」(・・・じつは好きらしい)

なんだかんだいって,二人とも結局ポスタ−を購入し,帰宅した.

1999.5.5

映画を観た人たちの紹介  

K・・・インドカリ−大好きな24歳の女の子.

M・・・ラジニというポストペットを飼っている24歳の女の子.